

━━━N.L.P.について教えてください。
- 坂東:N.L.P.は、頭文字を使った略語で、日本語で正式には〝神経言語プログラミング〟と言います。70年代のアメリカで、当時UCLAにいたジョン・グリンダー博士とリチャードバンドラーの二人によって創出されたコミュニケーション心理学のひとつです。
- 〝神経言語プログラミング〟という言葉を使うと、学問的なイメージが強く日常の生活と結び付けにくいという印象はありませんか?
- ステラ:NLPは違うの?
- 坂東:NLPは私達の日常生活の中で活用できる,とても実践的なスキルの集大成なんですよ。

- 実はNLPは新しく開発されたスキルというよりも、全米のセラピストを始め、色々な分野で活躍し天才と言われるような人たちの上手くいっている行動を詳しく観察し、彼らが使っているスキルを誰にでも使えるようにパターン化して作り上げられたものなんです。
- そして、そのスキルは対人コミュニケーションに加えて、自分の状態をよりよくしていく、つまり自信に溢れているとか、ストレスを開放しリラックスするといったような「内的状態」の管理能力を向上できるテクニックが含まれているんですね。
- といっても、そのスキルそのものはとてもシンプルで複雑なものではなく、例えばコミュニケーション能力の高い方ならば、NLPの講習を受けていなくても、幾つかのスキルは無意識のうちに使っていると思います。
- それに、NLPのスキルは使ってみると、自分のパフォーマンスを高める、ストレスを緩和する、対人関係能力を向上させるといった効果があるので、現在では、世界中の色々な分野に広まっていて、ビジネスマンや医療関係の人たち、プロスポーツ選手や一般の主婦層にまで影響の裾野を広げていますし、欧米のセラピストの殆どは何らかの形でNLPを学んでいるといっても過言ではないと思います。
- 私は、主には企業で働いている人たちを対象に、ワークショップやセミナーを開催し、NLPの技術を体験し習得して貰うようにしています。
- ステラ:コミュニケーションスキルが高い人の特徴を教えてくれない?
- 坂東:まずコミュニケーション能力の高い人は、相手の話しを聴くのがとても上手です。相手の立場に立って話しを聴くことができるので、相手の方が安心し信頼して色々なことを話したいなと思うんですね。一般的に人は、他人の話しの25%しか聴いていないと言われていますが、つまり相手の話しの75%は聞き落としてしまうということです。ただ、コミュニケーション能力の高い人は、相手の話しを最後まで聴く、相手が言ったことを繰り返して確認する、質問をするなどして、正確に人の言いたいことをつかめます。だから、そういう人は、人の問題解決を導き出すのが上手い。
- そういう意味では、占い師であるステラ先生の能力も同じではないかと思います。
- ステラ先生は本能的に、その技術を使われているんですよ。
━━━NLPのもう一つの特徴として、自分の「状態管理」が上手になるとおっしゃいましたが、具体的にどういうことでしょうか?
アカシック犬ニコちゃんもインタービューに参加♪- 坂東:はい。英語では「状態管理」のことを「ステート・コントロール」と言いますが、例えば多くの人の前でスピーチするときとか、人ってガチガチに緊張したりするじゃないですか。
- NLPを使って、このステートコントロールが上手く出来るようになると、瞬間的にパっとそのガチガチに緊張した状態から、すごく集中力があって自信のある状態に切り替えることができたりします。
- ステラ:なんとなくわかってきた気がするわ。 アメリカでは政治家や社長のスピーチにプロのコーチがついたりするでしょう。あれもNLPのスキルが使われていたりするの?
- 坂東:そうです!使われているケースが沢山あります。コミュニケーション上手で知られるクリントン元大統領も、NLPのスキルを習得したプロのコンサルタントからコーチングを受けています。
- 聴いている人は、十人十色と言いますが、それぞれに違うバックグラウンドや価値観、性格を持っていますから、その違いというフィルターを超えていくスキルが必要になるんです。
- そんな風に、NLPでは、自分の状態管理のスキルを身につけたり、伝えたいメッセージが、きちんと相手の心に届くようになる技術を身につけることもできます。
- ステラ:そうよね。一人ひとり違った文化や価値観、思惑を持つ人に、自分が伝えたいメッセージを受け取って貰おうとするなら、聴いている人が誰でも共通して体験できるようなエピソードや、子供でも分かるような話しで分かりやすく話さないと、全ての人の心に入り込むことはできないのよね。
- 坂東:それと話す内容も大事ですが、それ以上に重要なのが、やはり自分自身の状態をコントロールすることです。
- 例えば野球のイチロー選手のような一流のプレイヤーならバッターボックスに立つ前に、自分自身のやり方を使って自分の状態をコントロールし、最高のパフォーマンスにもっていける状態にしますよね。先ほど話したように、NLPではそういった状態を作る方法を人に教えています。
- 欧米でNLPは、一般の方、医療従事者、スポーツマンまで広がっていますが、残念ながら日本では、まだそれほどまでには普及していません。私たちのセミナーに参加される方も、企業で働いている30代から40代の方がメインですからね。












